毎月新商品を発売したり、「日本初」「日本一」のサービスを毎年開発している企業は、PRネタに事欠かず、継続的にメディアの注目を集めることができていいですよね。

でもそんな企業はごく一部。

広報活動における閑散期(PRネタがない時期)というのは、その企業のピンチでもあります。

上司やクライアントから、

「今月プレスリリースないの?」

なんてプレッシャーをかけられながら、PRネタ探しに頭を悩ませているPRパーソンは少なくないのではないでしょうか。

場当たりPRになってませんか?!

もしくは、ベンチャー企業で多いのが、「マーケティング活動がすべてカリスマ社長の頭の中」に入っているケース。

突然、

「今月イベントするからメディア呼んで」

とか、

「来週のハロウィンに向けてTwitter企画やろうよ」

など、綿密な事前準備もできず、場当たり的なPR活動に終始し、疲弊している広報担当者もいらっしゃるのではないでしょうか??

そんなアナタに是非作っていただきたいのが、「PRカレンダー」です。

これがあれば、社内のPRアイデアやSNSの投稿ネタの掘り起こし、自社商品がメディアに取り上げられやすい最適なリリースタイミングや、周到なプロモーションイベント計画などなど、年間を見通したPRプランとその実行が可能になります。

そして結果的にメディアへの露出機会を上げることができるのです。

PRカレンダーに盛り込む内容

PR TIMESさんの「PRカレンダー」もとても便利なツールですね。

アプリで手軽にいつでもどこでも、今日は何の日か、あらゆる記念日を知ることができます。

PR Supportersが推奨するPRカレンダーは、このようなツールや外部情報だけでなく、自社の活動計画も一つにまとめて一覧にしたカレンダーです。

そして、上司や関連部署へ提示する広報計画シートとして代替できる優れものです。

外部情報とは主に次の内容を盛り込みます。

  • 暦(六曜、雑節、二十四節気など)
  • 季節の行歳時、販促イベント(クリスマス、正月、バレンタインなど)
  • 記念日、祝日
  • 前年度天候データ(気温、桜開花日、梅雨入り、初真夏日など)
  • 主な生活行動(受験シーズン、衣替え、引越しシーズンなど)
  • 政治経済社会の動き(選挙、企業周年日、世界的なスポーツイベントなど)
  • ターゲットメディアの前年傾向(過去1年の主な特集タイトル)

これらをエクセルで作った年間カレンダーの上部に記載します。

暦や記念日などは日割りにし、主な生活行動の項目は週単位など、項目の特性によって横軸のセルを統合して見やすくしましょう。

売り上げが天候に左右される業種であれば、気温をグラフ化し、天気マークにするなど視認性を高めましょう。

業界メディアの動向もキャッチ

また、最後の「ターゲットメディアの前年傾向」とは、自社の事業内容に属する代表的な業界紙や専門誌(金融系なら『日経マネー』や、飲食系なら『料理王国』など)の、過去1年分の特集タイトルを、月毎に記載します。

これを年間で見た時に、どの月に何を取り上げるのか、といった傾向がおおよそ把握できます。

そうすることで、雑誌の編集部が企画会議をする時期にリリースを打つといった対策ができるので、メディアアプローチの成功率も上がることでしょう。

カレンダーの下部には、自社の事業活動やPR計画、自社の各公式メディア(HP、SNS、イベント、社内行事など)の項目を設け、上部の内容と絡めたプラン作りをしてください。

広報PRが縦割り組織を横串化!

PRカレンダーを作る副次的な効果として、商品開発、CSR活動などの社内の動きも把握することができます。

言いかえれば、把握していないと外部に情報発信できないため、PRカレンダーを作ることで会社全体を俯瞰でき、組織の横の連携が取れ、より一層効果的なPRが可能になるのです。

企業利益にもつながるPRカレンダー。早速2019年版を作ってみませんか。