●PR会社、総合広告代理店を経て独立へ

独立して今年で4年目を迎えます。
PR会社、広告代理店の双方の勤務経験を活かし様々なお仕事をさせて頂いております。
PRコンサルティング、クリエイティブ制作、ブランディング、イベント制作、事業開発、音楽制作、アプリ開発などあらゆる手段、アプローチで、クライアントや世の中の課題解決をすべく日々奮闘しています。

●時代にFITしていく、次世代PRパーソンであるためには!?

様々なご相談が日々舞い込んで来るのですが、「PRの相談があるんだけど・・・」というご相談が最も多いです。
PRの定義は各々若干異なりますが、相談内容の大半は「パブリシティ活動」を指しています。
話を進めていくと、パブリシティ活動が課題解決の答えではないことがほとんどです。
世界のどこにいてもWebに繋がり、動画をサクサクと見ることができて、SNSで瞬時に拡散される時代、「PR=パブリシティ獲得」と考えているのは非常にもったいないことです。
(コミュニケーションのドライブ機能としてパブリシティに勝るモノはありませんが)

次世代PRパーソンはFactに立脚したPR視点で【話題となるコンテンツ、ニュースをクリエイティブすること】に圧倒的な時間とコストをかけるべきなのです。これからは、PR視点を保ちながらコンテンツ制作とパブリシティ活動の両輪を回せるプロデューサーが不可欠です。

●PRパーソンはクリエイティブ(コンテンツ作り)が苦手

残念ながら、日本にはコンテンツ作りが得意ではないPRパーソンが非常に多いと感じます。全体を見渡せるプロデューサー的役割を担える人材が不足しています。
リテナー費、メディアプロモート費をメイン収益源として発展してきた背景があるため、クリエイティブ関連の仕事の進め方に慣れていないのは仕方がないことです。かくいう私も、広告代理店で働くまではよくわかってはいませんでした。
ではどうするべきなのか。2つの解決方法をご紹介したいと思います。

●次世代PRパーソンへの近道とは!?

1つ目は「パブリシティ活動以外の見積もり作成の方法」を身につけることです。
PR会社時代と比べて、広告代理店時代には見積もり作成を多く経験しました。特に、CM制作や大型イベント制作には多数の企業が携わる為、見積もり項目は膨大です。大量の費用項目を読み解き、どこに自分の稼働がかかるのかを見極め、利益を確定させます。
確定利益が自身の時間単価とかみ合っているのか?そこを吟味します。PRパーソンは、この利益が稼働ボリュームに対してリテナー費、メディアプロモート費と遜色がないように組み立てていけばよいのです。現在も様々なPR会社さんやPRパーソンとお仕事をさせていただいておりますが、まだまだPR業界の見積もりは大まかで曖昧であると感じることが多いです。
慣れないと少々面倒かもしれませんが、コンテンツ作りの屋台骨は見積もりです。ということはつまり、見積もり作成はクリエイティブなことなのです。

2つ目は「とにかくやってみる」です。
どの仕事でも共通することなのかもしれませんが、"自分ができる範囲"を決めてしまわないこと。
「●●やれますか?」と相談されたら、やったことがなくとも「やれます」と答えるべきです。大概のことは、考えて丁寧に実行すれば形になります。世の中を見渡せば「●●ができる人」は必ずどこかにいるもので、まずはその人と一緒に取り組めば良いのです。

何らかに特化して自らの領域を絞ることも戦略として間違ってはいませんが、自らの領域を広げたいと思っている方は臆せず新領域にチャレンジしてほしいと思います。実践することでノウハウが溜まり、実績が積み上がり、次の仕事に繋がります。そこに、新規事業が生まれるチャンスがあるかもしれません。

そんな時、基礎となるのが先ほどお伝えした「見積もり作成」です。初めての領域でもなんとなく稼働ボリュームが読めれば、その時間を織り込んだ見積もりを作れば良いのです。

この2つで間違いなく実績は増えていき、パブリシティ活動メインのPRパーソンとの差は明確になり、独自のブランドが磨かれていくはずです。

●パートナーがみつからない!?そんな時はPR Suppotersへ駆け込もう!

「●●できる人」がすぐに見つからないこともあります。そんな時はPR Suppotersの出番です。
PRはもちろん、周辺領域のプロが多数登録されています。プロフェッショナルが登録されているため、クオリティ担保もされていて安心です!守備範囲を広げるためには、パートナーは不可欠。
「この仕事、私にはできないかも!?」と一瞬思ったとしても、まずはPR Suppotersに要望を投げかけてみてください。何らかのレスポンス、出会いがあるはずです。

PRを武器に新たな領域にチャレンジし、ノウハウを溜めて新たな実績を作る。それが、これからの時代に求められる次世代型PRパーソンのレベルアップへの近道です。

みんなで時代にFITした次世代PRパーソンを目指していきましょう!

<プロフィール>

大澤允之
株式会社ブースター 代表取締役
大学卒業後ベクトルを経て、電通に勤務。
PRを軸とした、総合コミュニケーションプロデュース会社、Boostar Inc.を2014年設立。
広告・PR双方に対する知見・経験が豊富な業界内でも数少ないプロデューサーの一人。
近年は、PR発想を軸にした事業開発プロデュースまで幅広く手がける。
ADFEST2016では、Global Web PRを担当したプロジェクトでシルバー部門を獲得。
一方で、メンズ占い師ユニットnot for sale.の占い師として、アジア全域で活動し、多数のレギュラーを抱える。
また音楽レーベルを主宰し、数々のヒット作品をプロデュース。